カネジョウの紹介
ご挨拶
創業85余年 通販歴45年以上
こんにちは!
桜えびと削り節の専門店カネジョウの四代目・望月英幸と申します。
数あるショップの中から当店にお越しいただき誠にありがとうございます。
当店は桜えびと削り節の専門店です。
無添加の美味しさを追求している会社です。
昭和13年(1938年)創業より85年以上、静岡にある駿河湾と山に挟まれた小さな町、蒲原(かんばら)で製造販売をしています。
工場直売を始めたのは昭和45年(1970年)、当初は地元のお客様だけへの販売でした。
そしてそれから数年後、お客様からのご要望により全国発送を開始。
ご注文件数も増えてきたので電話・手紙・FAXでの通信販売を始め、かれこれ45年以上となります。
インターネットでの通信販売を始めたのは平成20年(2008年)。
カネジョウのこだわり、原料生産者さんのこだわりをもっと深くお伝えしたいという気持ちからオープンしました。
私たちが大切にしていること
私たちが大切にしていること・・・。
「取り寄せたくなる、送りたくなる、使いたくなる」
安心・安全・美味しい桜えびと削り節を製造販売することを通して、お客様に笑顔をお届けすること。
桜えびや削り節はスーパーやコンビニエンスストアでもありふれています。
カネジョウは広く流通するような大量生産された商品ではなく、素材の良さを活かした個性のある贅沢な桜えび・削り節などを作っていることに誇りをもっています。
たとえばカネジョウの無添加だしパックと削り節。
アミノ酸調味料、酵母エキス、自然由来エキスなどの旨味を増す調味料は使っていません。
それは、あくまでも良い素材が本来持つ旨味を120%引き出すことにこだわりを持っているからです。
私たちが作っているのは、お客様が
・使いたくなる
・取り寄せたくなる
・贈りたくなる
そんな無添加の美味しい商品です。
これからもお客様に自慢して頂けるモノづくりをしていきます。
社員一同、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
直売店のご案内
直売店のご案内
カネジョウがあるのは、静岡県の山と海にはさまれた小さな町、蒲原。
富士山も見えて温暖な気候。
とってものんびりしているところです。
カネジョウの直売店では、商品を工場直売の特別価格で販売しています。
お越しの方は、↓コチラの地図↓などを山椒にして、お気をつけてお越しください。
当店の電話番号をカーナビに入力して頂いても案内されます。
054-385-6181
迷われた際は、お気軽に電話ください。
カネジョウ本店のご案内
【営業時間】
営業時間:9:00~17:00
休日:土日祝日
Tel:054-385-6181
住所:静岡県静岡市清水区蒲原新田二丁目8-13
カネジョウ本店の外観
タヌキとのぼりが目印
駐車場は2台までOK
奥は昔のみかん蔵です
カネジョウ本店内
奥側から撮影
カネジョウ本店の棚
所狭しと並んでいます
カネジョウ本店では
ギフト注文にも対応
社員一同、ご来店を
お待ちしております!
アクセス
JR東海道本線 新蒲原駅・蒲原駅から徒歩15分
会社概要・沿革
会社名 |
株式会社カネジョウ Kanejo Co.,Ltd. |
---|---|
創業 |
1938年7月 |
設立 |
1989年9月1日 |
資本金 |
2000万円 |
代表者 |
代表取締役 望月啓一 |
所在地 |
本社 |
決算期 |
|
事業内容 |
15人(2015年9月現在) |
従業員数 |
水産物製造加工販売業 |
取扱品目 |
a.サクラエビ(『駿河湾桜えび』・台湾産サクラエビ) |
許認可 |
魚介類販売業 営業許可 |
所属団体 |
静岡県桜海老加工組合連合会、蒲原桜海老商業協同組合 |
受賞歴 |
◯「カネジョウのいわし削り節」 |
従業員数 |
15人(2015年9月現在) |
|
|
1938年 |
7月 |
静岡県庵原郡蒲原町(現静岡市清水区蒲原)にカネジョウ望月商店創業。 |
---|---|---|
1950年 |
11月 |
削り節の加工販売を開始。 |
1954年 |
10月 |
カネジョウ望月商店から削り節事業を引き継ぎ、カネダイ望月商店を開業。 |
1970年 |
9月 |
カネジョウ望月商店、カネダイ望月商店が合併。社名をカネジョウ望月食品に変更。桜えび、削り節の製造加工販売を開始。 |
1982年 |
ー |
3月に「細けずり」、5月に「おかか」を、そして11月に「ふくよ香」(現「磯ふぶき」)を新発売。 |
1989年 |
4月 |
カネジョウ本社直営店を改装。 |
|
9月 |
社名をカネジョウ望月食品から有限会社カネジョウに変更。 |
1999年 |
7月 |
望月庫次会長就任、望月啓一代表取締役就任。 |
2002年 |
12月 |
社名を有限会社カネジョウから株式会社カネジョウに変更。 |
2003年 |
4月 |
静岡県庵原郡蒲原長蒲原(現静岡市清水区蒲原)に、日の出工場が完成。 |
2005年 |
6月 |
だしパックシリーズを新展開。 |
2006年 |
1月 |
日の出工場の冷凍庫設備を増設 |
|
4月 |
カネジョウ本社直営店を改装。 |
2007年 |
3月 |
地域ブランド『駿河湾桜えび』の商標登録に伴い、使用許可取得。(使用許可番号 駿河K-012) |
2009年 |
3月 |
「いわし削り節」が料理通信社『第一回お宝食材コンテスト』に選定される。 |
|
|
社長 望月啓一より
銀行員からの転身
大学を卒業してから銀行に身を置き、数年後に家業を継ぐために帰ってきたのは1976年、27歳の時でした。当時は企業と言えるようなものではなく、生業として桜えびと削り節を扱っているような小さな工場でした。
この仕事が好きで、自分で選んでこの道に入ってきました。人からの指図ではなく自分の好きなことをやっていきたいという思いも、いっぱしの企業にしてやろうという野望もありました。
それからというもの、周りを見ないでがむしゃらに働いてきました。
業界自体が縮小していく中、周りを見る余裕がなかったというのも、正直なところです。
しかし、「同業者のモノマネだけはしたくない、自分なりの本物のものを作り出していきたい」という気持ちだけはいつも持ち続けてきました。
「この道より、我を生かす道なし。この道を歩く。」―武者小路実篤―
もちろん、今でもその気持ちは変わりません。
そのまま食べても美味しい削り節
入社してからすぐ、まずは削り節の改良を始めました。
ダシ用ではなく、ご飯と削り節だけで「贅沢な食事だな~~っ」と思えるような、”そのまま食べてもおいしい削り節”をコンセプトとして、原料とその仕込み、そして削り方に試行錯誤を重ねてきました。
また、私自身、削り節ご飯が大好きなので、自分のためにも満足できるものを作りたいという気持ちがあったのも事実です(笑)。
そうして生み出されたのが『細削り』、『おかか』そして『ふくよ香(現磯ふぶき)』の3つの商品です。
途中、名前を変えたりもしましたが、20年以上続くカネジョウのロングセラーとして、今でも熱烈なファンの方々に支持していただいています。
もちろん、今でももっとおいしくするために、ひっそりと原料と製法に改良を加え、進化させています。
いつも何気なく食べていて、ふと「あれ、これってこんなにおいしかったっけ??」と驚いて頂けるのが何よりの楽しみです。
活かすべきは“えび”の個性
国内での桜えびの漁獲量が減少し価格も急激に高騰する中、国外にも桜えびがあるのではないかという思いを胸に秘め、アジアを探し回りました。
フィリピンへ桜えびを探しに行き、小えびを見つけてきたこともありました。
インドネシアへ数か月をかけて小えびを探しに行ったこともありました。
そのような中、生息状況、漁の方法、鮮度の良し悪しなどの品質の見極め方をはじめ、小えびの個性を活かすための製法を身に付けることができました。
その後、小えびを自社商品のひとつの柱にしていこうと決め、台湾と中国へ何度となく赴き、現地での技術指導を繰り返しました。
ただ安いエビを買い付けてくるだけでなく、品質が良くなければ、ずっと買い続けてくれる商品にはならないと考えたからです。
そうして出来たのが、『小えび』と『素干しエビ』。「香ばしさ抜群のえびを袋詰めしました」というキャッチフレーズのもと売り出し、健康ブームも後押ししてヒット商品となりました。
ちなみに、現地での技術指導は現在でも続けています。
目隠ししてでもわかる個性をもった商品を
目隠しして何十種類と試食しても、選んで頂けるような本物の味をつくりたい。
「これはカネジョウの削り節だ、カネジョウの桜えびだ」と一目でわかるような、顔を持った商品を作り出していきたい。
そして、安心・安全で美味しい、良質な商品をお客様に提供し続けたい。
そのために必要なのは、商品を好きなること、商売を好きになること、今までに味わったことのないような美味しいものを作り出したいという野望を持ち続けること、そして、自分が食べておいしいと思えないものは絶対に作らないし売らないこと。
削り節と桜えびを中心に、カネジョウの商品は普通より少し高いです。
だからこそ、お客様をがっかりさせるようなものを作ってはいけない。
絶対的な自信をもってお勧めできる商品を、これからも作り続けていきます。
工場噺
本社工場 1999年11月完成
1999年代後半、化学調味料の登場により消費量が少なくなった削り節はスーパーの安売り目玉商品として取り扱われ、市場では大手メーカーの寡占化が進み、味と香りは二の次の「安さ重視」の削り節が大量に作られていきました。
そんな中、価格競争の波に耐えられなくなった小さな同業他社の多くが、削り節事業から撤退していきました。
「自分が食べておいしいと思えないような削り節は作りたくない。家族皆で安心して毎日食べることができるような、そんな安全でこだわった削り節を作れるような環境が必要だ。」
削り節産業は斜陽産業だと思われていた当時、私たちは周りからの反対を振り切り、本社工場を近代的で衛生的な新しい工場に生まれ変わらせる決意をしました。
1999年11月、新しい本社工場は完成しました。
安全・安心で美味しくて、こだわり抜いた削り節を作るために建てられた本社工場はその後、多くの改良が重ねられてきました。本社工場では現在、削り節の生産や商品のパッキング等が行われています。
もちろん、設備は変わっても、安全・安心で美味しいものを追求していくという姿勢は昔のままです。
また、本社工場には直売店も併設しております。 地産地消をコンセプトとした、30年以上続く息がながい直売店です。 いつも地元の粋な主婦の皆さまに、ご利用していただいております。
日出工場 2004年7月 完成
2001年当時、小えび事業に本格的に乗り出しました。
干しえび類の製造・販売において、選別の工程はとても重要です。
ライン増強のために新しい機器を導入した結果、本社工場だけでは手狭になってしまいました。
そんな中、約600坪の土地が売りに出ました。
それも、富士山が見える好立地です。
良い機会だということで購入を即決、新たに日の出工場を建てました。
近代的な衛生管理はもちろん、生産ラインを一本化し、スペースに余裕を持たせ、従業員が仕事をしやすい環境を作り出しました。